東北地方太平洋沖地震

昨日東京出張していて,震度5強の揺れに襲われました.
兵庫県南部地震の際,地元で震度4だったので,人生で一番大きい揺れを経験したことになります.
横揺れの大きさ,振動時間,余震などどれも思い出すだけでぞっとします.

幸い,品川駅近くのビルで勤務しており,
なんとか再開した新幹線に乗ってその日のうちに帰阪することができましたが,
新宿などの別ロケにいたら確実に帰宅困難でした.


今回の経験で,一人のエンジニアとして思うことがあります.

それは「通信というインフラがどれだけ重要か」,ということです.
電話,メール,Twitterなどなど,迅速な情報展開がなされ少なからず人々の役に立ったと思います.

そして,メタル回線/固定回線の重要さも改めて実感しました.
レガシーなものであってもこれまで培われてきた技術の結晶であり,
有事の際でも局側から給電し電話の設置場所が停電していても使える.
これは相当凄いことだと思います.
当然,このご時世,携帯よりも空いてて確実につながりますし.
��本震後,余震が続く中でも東京?大阪間で電話会議できました)

# ちなみに,我が家の電話は幸いメタル回線ですが,いわゆるファッション電話なので,
# 本気でシンプルな電源不要の電話機に変えようかと本気で検討中です.

あと,通信手段は多数持っているにこしたことは無いということ.
今回は携帯電話,3Gデータ通信回線,WiMAXをたまたま持っていて,
通話が輻輳する状況下で,速攻SKypeをインストール,チャージしてSkypeoutによる通話で円滑に連絡を取ることができました.
WiMAX + スマートフォンであれば,Gmail等の利用で遅延気味となるキャリアメールに依存せずに済みますし,
今回非常に効果を発揮してくれました.

技術は確実に役に立つということ,そしてそれをより万人に向けて使い易くしていく必要があるという2点を考えさせられた次第です.

被災された皆様が一日でも早く元気なっていただけること,早期の復興をお祈りすると同時に,
微力ながら自身の技術や考えを少しでも世の中に役立てられるように努力したいと思います.


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About me

眼鏡の街・鯖江生まれ、FNCT→TUT→某通信系企業に勤めています。
お酒と美味しいモノが大好き、目指す技術者像はヤマト技師長・真田志郎。とあるSEの生き様を細々と綴っています…
ピンチのときには「こんなこともあろうかと…」と切り抜けるゾ(^o^)/
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